「夢は世界一になること」 全日本準V市長に報告 市川の小3卓球少女鈴木希華さん

7月に神戸市で開かれた「2023年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)」のカブ女子シングルス(小学4年以下)で準優勝に輝いた市川市立北方小学校3年の鈴木希華(ののか)さん(9)が同市役所を訪れ、田中甲市長に報告。「夢は世界一になること」と明るい笑顔を見せた。
同大会はトップ選手への登竜門ともいわれ、過去には福原愛、石川佳純、平野美宇、伊藤美誠選手らが優勝している。
母親で高校時代に卓球部だった真子さん(38)が周囲の勧めで、4歳の希華さんを東京都内の卓球クラブに入れたのが卓球を始めたきっかけ。みるみる上達し、昨年度から女子ホープスナショナルチーム(小学6年以下の日本代表)の選手となった。現在は松戸市の「マイダス卓球スタジオ」に所属している。
卓球の魅力は「ラリー」と話し「守ったり、攻めたり、いろいろ出来るので楽しい」と笑う。同大会決勝で敗れた松島美空選手を「小学生の間に倒すことが今の目標」で、目指すのは平野美宇選手。
来年1月の「天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)」にも出場する。県予選の女子シングルス(高校2年以下が対象)で3位に入り、権利を得た。対戦相手は年上ばかりになるが「3回戦で勝つ」のが目標。
田中市長は「世界を目指して頑張って。あなたなら出来る。けがには気を付けて」とエールを送った。