雪が降ったときの車の対策、「逆に危険」新潟民が注意喚起 さすが参考になる…

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22日、日本海側では西日本から北日本にかけて広く雪が降っており、場所によっては大雪警報も発令されるなど、影響が広がっている。そんな中、雪国出身の人からは、雪が降る中で駐車をする際に、勘違いしやすい注意点に関するアドバイスが寄せられた。

日本付近は強い冬型の気圧配置になっており、上空に強い寒気が流れ込んでいる。日本海側には雪雲がかかっており、とくに北陸では短時間で降雪が増えて交通障害の恐れも。
新潟県や富山県、石川県のほか、北海道や福井県、岐阜県の一部で大雪警報が発令されており、「顕著な大雪に関する気象情報」も発表された。
日本海側ではこの後も雪が続く見通しで、あす23日にかけてさらなる大雪や路面の凍結、着雪、なだれ、落雪などに注意が必要だ。

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X(旧・ツイッター)でも、「大雪警報」「不要不急の外出」などがトレンド入り。
ユーザーからは「外大雪で家から出れん」「大雪で出勤できない従業員多数」「除雪車頑張ってるけど全然追いつくわけもなく…」「仕事終わってから帰れるのか不安になってきた」と悲鳴があがっている。
また、車のドライバーからは「車のワイパー上げといたほうがいい?」「ワイパー上げるの忘れてた」「ワイパーちゃんと上げる癖つけとかなきゃ」「ワイパー、毎回上げ忘れちゃうのなんとかしたい」といった声が。

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確かに一般に、雪が積もるような天気の中で駐車する際には、ワイパーを立てておくとよいとされる。雪でワイパーのゴムが凍結してフロントガラスに張り付き、ゴムが切れたり、モーターがトラブルを起こしたり、フロントガラスが傷つく恐れもある。
しかし、山形県出身で新潟県在住の20代女性は、「雪が降るときは車のワイパーは立てておくのが基本ですが、このくらいの大雪になると立てておくのは逆に危険です」と語る。

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ワイパーを立てない理由について、「車体に降り積もった雪の重みで、立てたワイパーがポキっと折れてしまいます」と説明。
「私も昨晩は立てずにそのままたたんでおきました。アパートの駐車場に停められている他の車でワイパーを立てているものは、ワイパーの先っぽしか見えないくらいボンネットに雪が積もっていて、とても心配な気持ちになりました」と明かす。
車のタイヤも、12月の初めにはすぐにスタッドレスに替えるなど、普段から積雪に備えているそうで、今回の大雪にも「確かに交通の便はとても不便になりますが、地元でも毎日雪かきは当たり前だったので、冬はこういうものだという認識でいます」と冷静だ。
22日は北海道から九州まで広い範囲で降雪が観測されており、「今回の寒波は全国的に積雪が観測されているので、ぜひ参考にしていただけたらと思います」と話している。