能登半島地震で住宅耐震化の相談増 普段1日1~2件が10件 担当者「家が揺れて不安に思った人が多い」

能登半島地震の発生から5日。愛知県や小牧市によりますと、能登半島地震の直後、小牧市のショッピングセンターにある飲食店で、天井から長さ約1.5メートルの鉄の棒が落下しました。
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鉄の棒は、店内で食事をしていた46歳の女性の背中に当たり、女性は背中を打撲する軽いけがをしました。小牧市は、能登半島地震で震度3でした。
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こうした中、名古屋市では、木造住宅の耐震化についての相談が増えています。
名古屋市の耐震化支援室には、普段は平均して1日1~2件の相談が寄せられているということですが、4日は約10件寄せられたということです。
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(名古屋市 耐震化支援室 中山晶恵室長)「能登半島地震で家が揺れて、不安に思った人が多い」
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名古屋市によりますと、2020年度末に行った調査では、市内の木造住宅の耐震化率は84%だったということです。名古屋市は1981年5月以前に建てられた木造住宅の耐震診断については無料で行い、耐震性が不十分で改修工事を行った場合、最大100万円の補助をしています。
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(名古屋市 耐震化支援室 中山晶恵室長)「地震はいつ起こるかわからないので、自分の身を守るためにもまずはご連絡を」
名古屋市は住宅の耐震化を推進していますが、2023年度分の申し込みは1月いっぱいです。
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