自衛隊も使用する傑作ヘリ「ブラックホーク」ウクライナ軍が保有を公表 特殊作戦用か?

対地ミサイルやガトリングガンも搭載可能とか。
ウクライナ国防省情報局は2023年2月21日、運用する航空機の画像を公開しました。
画像には2機のヘリコプターが写っていますが、そのうちの1機がアメリカ製のUH-60「ブラックホーク」ヘリコプター。これまでウクライナ軍では配備が確認されていなかった新型機です。
自衛隊も使用する傑作ヘリ「ブラックホーク」ウクライナ軍が保有…の画像はこちら >>ウクライナ国防省情報局が公開した戦闘ヘリコプターの画像。見るからにアメリカ製のUH-60「ブラックホーク」である(画像:ウクライナ国防省)。
なお、画像とともに明記されていた情報局の説明は「国防省情報局の航空隊は、我が国の国防最前線で活動しています。戦闘ヘリコプターは、情報局の特殊部隊の能力と特殊作戦の有効性を大幅に向上させます。情報局のパイロットは、前線のあらゆる場面で敵を撃破し続けます」というもの。
ヘリコプターの機種名に触れた文言はないものの、明らかにUH-60「ブラックホーク」とわかる画像を2枚公開していました。
現地メディアによると、写真の機体は民間市場で調達されたUH-60Aヘリコプターとのこと。機体にはカナダ企業L3ハリス・ウェスカム社製の電子光学センサーやアメリカ製の「ヘルファイア」対地ミサイル、M134ガトリングガン(通称ミニガン)などが取り付け可能な兵装搭載システムも装備できるようになっているといいます。
なお、所属部隊については、ウクライナ特殊作戦軍に運用上隷属する第35混成飛行隊ではないかとしています。