英虞湾のサンセットクルーズから…『G7交通相会合』三重県志摩市で16日開幕 各国閣僚ら集結で警備強化

16日から18日にかけて、三重県志摩市でG7交通相会合が開催されます。会場周辺では、16日朝から各国の閣僚らを迎える準備が進められました。 16日朝、志摩市役所に来訪を歓迎する横断幕が掲げられました。16日から始まるG7交通相会合で、各国の閣僚らが集まり交通政策などを議論するのに合わせ、市内ではのぼり旗も立てられ歓迎ムードが高まっていました。
志摩市の担当者:「素晴らしい所がたくさんありますので、肌で感じていただきまして、しっかりPRをしていただけたらなと思います」 会場となる賢島周辺では警備体制が強化されました。18日まで賢島大橋の通行を制限し、賢島へ向かう道路は検問が実施されていて、三重県警は可能な限りマイカーでの移動を控えるよう協力を呼び掛けています。
近鉄賢島駅では、正午を過ぎると、警戒が一層厳しくなりました。観光客:「(会合があることを)知らなかったです。何事があったのかなと」別の観光客:「会場の前は通れないということで、(タクシーが)相当遠回りしたみたいです。急ぐ旅でもなんでもなくて、ゆっくりした旅だからどういうことはなかった」 観光客は会場には近づけませんが、観光はできるといいます。 会場近くの喫茶店で聞きました。イワジン喫茶室の岩城さん:「思ったよりも一般の方が来られているのかなという感じはあります。検問とかあるので不便な点はあるかもしれませんけど、いろいろ見てもらっているという安心感はありますね」 記者向けのプレスルームもオープンしました。海外メディアからの取材申請はなかったものの、国内から300人以上の取材申し込みがありました。 県の魅力の拡散を期待して、プレスセンターには地元企業のスナック菓子や特産品を使ったジュースなど、三重県の味覚が20種類用意されました。
(リポート)「この後、各国の閣僚たちは、船に乗って英虞湾の自然を楽しむということです」 会合は、午後6時から最初のプログラム「賢島エスパーニャクルーズ」でサンセットクルーズがあり、その後歓迎レセプションが開催されます。
本会合は17日からで、「イノベーションを通じた、誰もがアクセス可能で持続可能な交通の実現」をテーマに議論が交わされます。