叶 匠寿庵、紫式部ゆかりの石山寺名物「石餅」を1年間の期間限定で販売

叶 匠寿庵は1月6日、1年間の期間限定商品として、地元 石山寺名物の「石餅」(6個入 756円)を、全店の店舗で発売した。毎週土曜・日曜のみの販売となる(一部の店舗では平日販売あり)。

石山寺名物「石餅」は、滋賀県産羽二重もち米を使った白餅と蓬餅をねじり合わせ、大粒の小豆餡をたっぷりのせた生菓子。石山寺は、紫式部が源氏物語の構想を練った寺であると伝わっている。同寺で通常販売していた「石餅」を、2024年度大河ドラマの放送開始に合わせ、叶 匠壽庵の店舗でも販売することとなった。

パッケージは、石山寺所蔵の土佐光起筆「紫式部石山寺観月図(部分)」を使用した2024年1年間のみの限定デザイン。表面には、紫式部が寺へ参籠中に源氏物語の着想を得たという伝承に基づき、「石餅」の由来となった硅灰石の上の本堂から琵琶湖の湖面に映る月を眺める姿が描かれた部分を使用している。「石餅」という菓銘の文字は、石山寺第五十二世座主 鷲尾遍隆師の筆によるもの。

同商品は、毎週土曜・日曜の限定販売だが、石山寺店、寿長生の郷は平日も販売する。高島屋日本橋店、叶 匠壽庵あもや伊勢丹新宿店は、月・木除く平日も販売する。