玉川徹氏、自民党「政治刷新本部」の問題本質を断言…「政治とカネ…企業や団体からお金が政治に行く仕組みをどう変えるか」

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は12日、自民党が11日に派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、岸田文雄首相(党総裁)を本部長とする総裁直属機関「政治刷新本部」の初会合を開き、派閥解消の是非を巡り議論したことを報じた。
岸田首相は「国民から疑念の目が注がれ、極めて深刻だ」と危機感を示し、菅義偉前首相ら無派閥議員が派閥解消を訴えた。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、派閥の解消がクローズアップされている今回の政治刷新本部について「問題の本質は政治とカネなんです」と指摘した。
続けて「ここは結局、個人の献金と違って企業・団体献金というのは何のために金を払っているんだって言ったら、お金を払って見返りを求めているからに決まっているので、そうなるといっぱいお金を払ったところの政治をすることになるんです。それでは国民のための政治にはならないわけです」とし「だから今回の問題の本質は企業や団体からお金が政治に行くような仕組み、これをどういうふうに変えるか。その1点です。そこからブレないようにしておかないと」と提言していた。