障害者施設でノロ集団感染 入所者や職員計60人に症状 佐倉

千葉県は19日、佐倉市内の障害者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。同日までに入所の20代~70代の男女48人、30代~60代の職員男女12人の計60人の発症が確認された。重症者はなく、全員快方に向かっている。
県疾病対策課によると、8日以降、複数の入所者らに下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出た。10日、同施設が印旛保健所に連絡。計6人の便からノロウイルスが検出された。感染経路は不明。保健所は同施設に手洗いの徹底や消毒を指導した。