「間違いありません」スマホゲームをしながら運転 自転車の男性をはねて死亡させた元高校教諭の男初公判

去年5月、名古屋市西区でスマホゲームをしながら車を運転し、自転車の男性をはねて死亡させた罪に問われている元高校教諭の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、名古屋市西区の元県立高校教諭、伊藤啓介被告(45)は去年5月、西区の交差点でスマホゲームをしながら車を運転し、自転車に乗っていた名古屋市中村区の会社員 高貝真也(たかがい・しんや)さん(55)をはねて死亡させた、過失運転致死の罪に問われています。

24日名古屋地裁で開かれた初公判で、伊藤被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、「伊藤被告が『ドラクエウォーク』をしながらの運転を日常的に繰り返していた」と指摘し、当日も「スマホ画面に気をとられ、自転車が前方およそ22メートルに近づくまで気が付かなかった」と述べました。