沖縄県名護市の久志浄水場から西原町の西原浄水場に水を運ぶ導水管がうるま市昆布の県道の下で漏水している問題で、県企業局は25日に修繕工事を実施する。受水者へ影響が出ないよう、管内の送水を止めず、破損部分をふさぐ工法で修繕を試みる。工事中も事業者や一般家庭への給水は通常通り継続する。 23日午前、県庁で対策本部会議を開き、方針を決定した。雨天の場合は26日に延期する。 漏水は今月16日に発覚。企業局は17~18日に修繕工事を行ったが、工事が難航して中断した。現在は破損部分に応急処置を施しているが、1時間に約5トンの水が流れ続けている状況。 企業局の石新実企業技監は「県民にご心配をおかけしている。可能な限り早急な復旧に努めたい」と説明した。 仮に水を止めない工法が失敗した場合は送水を止め、導水管内の水を抜いて修繕する工法に切り替える。その場合、事業者向け工業用水の断水を伴うため、十分な周知期間を確保した上で2月8~9日に実施する予定。水漏れ導水管、1月25日に修繕工事 給水は止めず 工事失敗な…の画像はこちら >>