市民アンケート断トツ1位!「豊見城市の鳥」決まる 市長「象徴としてアピールしたい」 沖縄

沖縄県豊見城市は1日、絶滅危惧種のクロツラヘラサギ(コウノトリ目トキ科)を「豊見城市の鳥」に定めた。市内の三角池や漫湖に飛来し身近な鳥であることに加え、市のアンケートでも市の鳥にふさわしいという結果が出たのが理由。徳元次人市長は「市の次の10年を象徴するシンボルとして、県内外にアピールしたい」と語った。
市は昨年4月1日に市制施行20周年を迎え、市民が市内の自然に思いを巡らせ、豊見城の未来の象徴となる野鳥を市の鳥にしようと検討を重ねてきた。
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(南部報道部・国吉聡志)