地震被害に負けずに営業 こだわりのだしが自慢!そば店の”カツ丼”「元気を伝える存在に」【新潟市西区】

元日の地震で被災しながらも、自慢のメニューで地域を盛り上げようと奮闘する新潟市西区のソバ店を取材しました。

アスファルトの大きな亀裂が物語る地震の被害…

【松尾和泉アナウンサー】
「こうした被害にも負けずに営業を続ける、そば店の人気メニューを紹介します」

ランチタイムに多くの人でにぎわっていた新潟市西区の蕎麦DAYS。1月1日の地震では入居するビルの排水管が損傷するなどの被害に見舞われました。

あれから2月1日で1カ月。当初テープで応急処置をした箇所は…

【蕎麦DAYS 中山義和 店主】
「先週見たときはまだだったが、今見たら直っていた。大家さんが直してくれた。安心ですよね、本当に。助かりました。テープなんていつ破れるか分からなかったので、気にしながらやっていましたけど、これで安心」

まだ爪痕は残るものの、少しずつ日常を取り戻しています。そんな店の大人気メニューが!

【蕎麦DAYS 中山義和 店主】
「カツ入ります!こちらは純白のビアンカ。このお肉は脂身のおいしさ甘さが半端ないです」

県産ブランド豚「純白のビアンカ」を使ったカツ丼とそばのセットです。大きなカツを卵で閉じない、見た目はインパクト絶大で、初めて来店したお客さんも驚きを隠せません。

【客】
「質感とボリュームがすごい」

【客】
「おいしかった。脂がしっかりのっている」

おいしさの秘密は、そば店ならではの「だし」にありました。

【蕎麦DAYS 中山義和 店主】
「鰹節が2種類。サバ節を入れたり宗田節を入れたり、ちょうどだしの香りがひきたつ」

そばつゆに使うオリジナルのだしが風味豊かな味わいを演出しています。松尾アナウンサーも自慢のカツ丼をいただきました!

【松尾和泉アナウンサー】
「脂が本当に甘い。かめばかむほどお肉の甘みが口いっぱいに広がります。衣もサクサクしているんですけど、下の卵につかっている部分はおだしがしみこんでいて本当においしい」

【蕎麦DAYS 中山義和 店主】
「寺尾地域、大変なことになったけど、元気なお店があって大丈夫なんだというような、そんな空気を伝えられるような存在になれればなという風に思ってがんばろうと思ってやっている」