園児や職員が下痢や嘔吐…保育園で調理された給食を食べた14人に食中毒症状 3人からノロウイルス検出

岐阜県多治見市の保育園で、園内で調理した給食を食べた園児と職員33人中14人に下痢や嘔吐といった食中毒の症状が確認されました。

食中毒が発生したのは多治見市太平町の「小規模保育園ボコデコキッズ」で、2月24日、園から「保育園に通う複数の園児が嘔吐した」と東濃保健所に連絡がありました。

保健所によりますと、22日と23日、園内の調理施設で作られた給食を食べた園児と職員33人のうち園児14人に下痢や嘔吐の症状があり、3人からノロウイルスが検出されたということです。

入院した園児はおらず、全員快方に向かっているということです。

調理した従業員1人からノロウイルスが検出されたということで、県は調理が行われた厨房を26日から業務禁止とし、原因を調べています。

ノロウイルスは調理する人の手や指を介して食品が汚染され食中毒が発生するため、県は手洗いを徹底するよう呼び掛けています。