13歳息子を日本刀で刺した父親に懲役12年 「勉強させるため怖がらせようとした」

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息子と勉強について口論になっていた中国人の父親が、誤って息子を日本刀で刺し殺してしまい、重い罪に直面しているという。『South China Morning Post』『Newsweek』などの海外メディアが報じた。
四川省綿陽の裁判所は、ヤン・ジュンミンという名の男が13歳の息子を刺し殺したとして、懲役12年の判決を言い渡した。
ヤンは事件の直前に息子の教師から学業成績の低さについて聞かされており、もっと熱心に勉強するよう息子を説得するつもりだったという。
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ヤンはオンライン会議で教師から、息子の学校での成績が悪く、体育のテストでは100点満点中18点しか取れなかったと言われたと述べている。
そのため息子を「怠けすぎで、真面目に勉強していない」と非難。すると息子は「父さんはいつもそうやって僕を責めるけど、僕だって一生懸命努力しているんだ」と反論したという。
息子に口答えをされたことで、ヤンは「私は激高して、家にあった日本の侍の刀を取り出し、彼を刺したのです」と語った。ヤンはすぐに救急車を呼び息子は病院に搬送されたが、2時間の救急手術にもかかわらず、医師は死亡を宣告したという。
またヤンは「息子を怖がらせようとしただけなんです」「最高の動機で、最悪の事をしてしまいました」と警察に話している。
ヤンは日本刀のコレクターであり、犯行に使われた刀はオンラインストアで購入したものだと供述している。妻とはヤンの浮気が原因で数年前に離婚しており、彼が大きな期待を寄せていた息子と二人きりで暮らしていた、とヤンは裁判所に語った。
この事件は中国のSNSで大きな批判を集めており、「この男の心には何か問題がある」「懲役12年じゃ命が軽すぎる」などの声も寄せられている。
(文/Sirabee 編集部・びやじま)