高齢者が不良グループに絡まれ海に突き落とされる 14歳少年が…の画像はこちら >>
突き飛ばされ、海に落ちてしまった70代の男性。当局が事件に関与した少年らを特定し、ひとりを起訴していたことを、『Sky News Australia』『New York Post』など海外メディアが伝えている。
14日午後11時30分頃、オーストラリア・ビクトリア州モーニントンの桟橋に、10代の少年グループが出没。ひとりで立っている高齢男性（79）を見つけると、「行け、行け、行け！」などと互いにけしかけ合い、ひとりの少年（14）が男性を海に突き飛ばした。
少年らはその様子を見て声をあげて笑い、その場から逃走。たまたま現場にいた目撃者3名に男性は救われ、最悪の事態を免れた。
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当局はただちに捜査を開始し、SNSで公開・拡散されていた事件の映像を確認。男性を突き飛ばした少年を特定して起訴し、「少年裁判所に出廷することが正式に決まった」と発表した。
なお少年とその仲間は地元では有名な不良グループで、警察にも知られた存在だったようだ。住民たちも悪さばかりする少年たちを恐れていたのだという。
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この事件について報道で知った人たちは驚き、「高齢者をこんな目に遭わすとは…。殺人未遂に他ならない」「『いいね』欲しさにとんでもない動画を撮る奴が多い」「子供ではなく大人として裁くべきだ」といったコメントをネット上に多数書き込んでいる。
また「親のしつけが不十分だったに違いない」と考える人たちからは、「こいつらには道徳心というものがまるでない」「親の責任も大きい」という声が上がった。
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思春期の子供が集団で、または単独で突発的な犯罪に及ぶケースが各地で相次いでいる。
昨年4月には、アメリカ・ニューヨーク州で暮らす少年（14）が面識のない男性（71）を襲撃。いきなり顔面にパンチを浴びせて逃げるという悪質な事件を起こした。
警察はその後、少年の写真を一般に公開。情報提供を求めるなどして身元を特定し、起訴したと伝えられた。