水上ドローンはかなり有効のようです。
ウクライナ国防省は2024年2月14日、黒海のクリミア半島南部のアルプカ沖で、ロシア海軍のロプーチャ級揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」を撃沈したと発表。攻撃の様子や沈みゆく同艦の映像も公開しました。
ロシア海軍の大型揚陸艦が「袋叩き」に? 猛威を振るう水上ドロ…の画像はこちら >>艦首のハッチを開いた状態のロプーチャ級揚陸艦(画像:ロシア国防省)。
攻撃を担当したのは、ウクライナ国防省情報総局の発表によると、「グループ13」という特殊部隊とのこと。攻撃には水上自爆ドローン「マグラV5」を使用したとしています。 映像では、複数の水上自爆ドローンが「ツェーザリ・クニコフ」を襲撃。同艦が爆発を起こしたり、沈んでいったりする様子が確認できます。
ウクライナ軍は2月1日にも黒海艦隊所属のタランタルIII型コルベット「イワノヴェツ」を水上自爆ドローンで撃沈したと発表しており、またもや戦果をあげたことになります。しかも、今回撃沈された「ツェーザリ・クニコフ」の基準排水量は約2200トンで、約440トンの「イワノヴェツ」よりも大型です。
有力な艦艇を持たないウクライナ軍ですが、水上ドローンを有効活用し、ロシア黒海艦隊にかなりの被害を与えています。