【続報】バックカントリーで雪崩に巻き込まれたアメリカ人の30代男性1人死亡【新潟・妙高市】

28日午後、新潟県妙高市の雪山で雪崩が発生し、バックカントリーをしていたアメリカ人の30代の男性が巻き込まれました。男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

28日午後1時前、妙高市の三田原山で「3~4人が雪崩に飲み込まれたのを見た」と警察に通報がありました。

遭難したのはアメリカ人、ロシア人、スコットランド人、日本人の全員30代の男性で、警察は午後4時半すぎ、山頂から南東に約500メートルの地点で4人を発見。

県警ヘリによって4人のうち3人を救助しましたが、雪崩に巻き込まれたアメリカ人の男性が意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認されました。

ロシア人の男性のみヘリでの救助を拒否し、自力で下山しています。

警察によりますと、雪崩に巻き込まれたのはアメリカ人の男性だけでほかの3人にケガはないということです。

妙高市では、28日午前にもバックカントリーをしていた長野県の40代の男性が雪崩に巻き込まれてケガをする事故が発生しています。

警察は「雪山は積雪や吹雪など厳しい気象条件により救助には時間を要することもあるため慎重な行動を心がけてほしい」と注意を呼びかけています。