約5人に1人が「新NISA」開設 – 年間の投資予定額、最多は?

バイアンドホールドは2月26日、「スタート1カ月での新NISA利用の実態調査」の結果を発表した。調査日は2月9日、調査対象は30歳~59歳の個人、有効回答は3,000人。

まず、新NISA口座を開設しているか質問すると、「開設していない」が最も多く61%。一方、「開設している」は22%、「今後開設する予定」は17%となった。

続いて、新NISA口座を「開設している」と答えた人に、つみたて投資枠と成長投資枠のどちらを利用しているか尋ねると、「つみたて投資枠」が46%、「つみたて投資枠と成長投資枠を併用」が30%、「成長投資枠」が16%との順に。また、「つみたて投資枠」の利用者は計76%、「成長投資枠」の利用者は計46%だった。

投資している商品については、1位「投資信託(米国株)」(37%)、2位「投資信託(全世界株)」(33%)、3位「個別株(日本株)」(32%)となった。

今年1年間で新NISAを利用して合計いくらを投資する予定か問うと、1位「10万円~30万円未満」(16%)、2位「未定」(14%)、3位「30万円~50万円未満」(12%)との結果に。また、年間投資枠の上限「360万円」と答えた人は9%で、過半数の54%が「100万円未満」と回答した。

つみたて投資枠での月々の積立金額については、上限額の「10万円」が19%でトップ。以下、2位「3万円~4万円未満」(16%)、3位「2万円~3万円未満」・「1万円~2万円未満」(各13%)と続き、「5万円未満」が計66%を占めた。