それ昭和の時代なら許されても今ならアウトです! 令和時代の若者との世代間ギャップを街で聞いた

99の言動がセクハラなどと認定され、5日付けで辞職となった岐阜県岐南町の小島英雄町長。岐南町の庁舎内での町長の「頭ポンポン」や「手を触る」ような行為は、昭和時代の日本では、今ほどとがめられることはありませんでした。
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これは1985年(昭和60年)3月に、予備校で開かれていた大学合格パーティーのニュース。予備校生の皆さんも、真っ赤な顔をして喜びを爆発させます!周囲からの「イッキ、イッキ」の掛け声を受けながら、アルコールを飲み干す「一気飲み」。急性アルコール中毒への心配なんて、どこにあるのやら?(予備校生)「3年目にして、やりました」「お父さん、お母さん、ご迷惑おかけしました」予備校の講師も一緒になって盛り上がる、受験シーズンのフィナーレを伝えるニュース映像。今から39年前の昭和時代の”違和感のある風景”です。(予備校生)「これからは大学生として、しっかり頑張っていきたいと思います!なんてね」
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一方、こちらは1987年(昭和62年)に撮影された、今では”違和感のある昭和の風景”。名古屋駅のホームで、たばこを吸う人、そして新幹線の車内でも喫煙者の姿が、あちらこちらに。こうした昭和の時代を過ごしてきた年長者と、令和時代の若者たちとの世代間ギャップはどうなのかを街で聞きました!
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テーマは「世代別・意識調査 ~セクハラ編~」。まずは「セクハラだと思うラインはどこなんでしょうか?」。(20代女性)「男の同期と同じことをするのか、というライン。あえて女性にだけ特定の行動をするのはセクハラに該当しうるのではないか」
では、上司の皆さんに日常気を付けていることを聞いてみると…。(40代男性)「何かする前に『セクハラかもしれない』と考えてから動いている」(40代男性)「女性社員の服のタグが出ていて、昔だったら『タグ出てるよ』と言えたが。触れないので『ちょっといい?言いにくいんだけどタグ出てるよ』と言った。そこまで気を使わなければいけなくなったのかと感じた」
続いて「世代別・意識調査 ~指導編~」。(30代男性)「原則、ほめてあげるようにしている」(40代男性)「『気合で頑張れ』ではなくて。励ましたり、おだてたり、ほめたりで頑張ってもらう」こちらの男性2人組は、これから飲みに行く前の職場の先輩と後輩です。(30代男性)「(昔は)殴る蹴るは当然だった。今は、さすがに手を出さない。頭ごなしに怒らないようにしている。(若い人は)賢いので、ちゃんと言葉で言ったら理解してもらえる」(20代男性)「僕の関係の仕事でも付いてきてくださって、ありがたい。ありがとうございます」さらに若者世代からは…。(20代男性)「これ言ったら辞めちゃうんじゃないかと気にして、言葉選びとかを気を付けて(上司に)指導されるが、それだと気持ちが伝わらないこともある」(20代女性)「あんまり怒られるのは…。優しく伝えてくれる方が新人としてはありがたい」
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そして「世代別・意識調査 ~飲み会編~」。(50代男性)「飲みに誘うのに気を使う。(私が若い時は)『きょう飲みに行こうよ』と言われて行っていたが。(今は)段取りを踏んで事前に根回しをしながら誘わないといけない」一方、若者世代の本音は?(20代女性)「こっちから誘いづらいので、誘ってもらえるとうれしい」他にもメッセージのやりとりについて…。(20代女性)「(上司が)積極的に“びっくりマーク”とか絵文字とか使ってくれているので、気にしているのかなと」(50代男性)「年代それぞれ培ってきたものがあるので。どう感じているのかを丁寧に聞きながら共有していくのが大事」