作り置きした卵焼き 長持ちさせるには? 保存テクに「試してみます」「いいこと聞いた」

食卓やお弁当で活躍する卵焼きを「作り置きしておきたい」と思っても、冷蔵では数日が限界。そこでおすすめするのが冷凍保存です。
本記事ではおいしい冷凍保存のコツをご紹介します。
※写真はイメージ
『iwaki』の保存容器を製造・販売している『AGCテクノグラス』の公式サイトによると、卵焼きの冷凍保存は時短や細菌の繁殖抑制が期待できるそうです。
しかし普通に卵焼きを作って冷凍するだけでは、冷凍焼けを起こしたり食感が悪くなったりする可能性があります。
AGCテクノグラス公式の3つのコツを取り入れて、卵焼きをおいしく冷凍保存しましょう。
卵焼きに限らず、冷凍した料理を解凍すると水分が抜けてパサパサしてしまいがちです。
そこで役立つのが保湿性の高い砂糖や片栗粉。これらを入れると解凍時に水分が飛びにくくなります。そのほかマヨネーズを入れると、ふわふわの食感をキープできるそうです。
中が半熟の少しとろけた卵焼きもおいしいですが、冷凍には不向きです。
冷凍する前提で卵焼きを作る場合は、中までしっかり火を通すことが大切です。半熟の状態の卵焼きを冷凍すると、解凍時に細菌が増殖する恐れがあります。食中毒を引き起こす原因になるだけではなく、品質も落ちてしまうので、中までしっかり加熱してください。
AGCテクノグラス公式 ーより引用
焼き上がった卵焼きは、すぐに冷凍するのではなく粗熱を取ってください。
熱いまま冷凍庫に入れてしまうと、冷凍までに時間がかかるだけではなく、解凍時に水分が抜けて食感が悪くなってしまうそうです。
熱伝導がよいアルミトレーやアルミホイルを活用して素早く冷凍しましょう。
粗熱が取れたら、以下の方法で冷凍するのがおすすめです。
1.粗熱を取った卵焼きを食べやすい大きさにカットする
2.空気が入らないように1つずつ、1回で使う分量ずつラップに包む
3.保存容器に入れて冷凍庫で保存する
AGCテクノグラス公式 ーより引用
卵焼きをカットして小分けに冷凍保存すれば、使いたい時に必要な量を取り出してすぐに使えて時短にもつながります。
なお解凍はできれば自然解凍がおいしいとのことですが、時間がない場合は電子レンジ(600W)で1分ほど加熱してください。
毎日の食卓やお弁当に欠かせない卵焼きは、冷凍保存しておけばいつでもおいしく食べられます。コツを押さえて上手に冷凍して、普段の食事やお弁当に活用してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]