ロート製薬アルガードはこのほど、花粉の辛さを可視化し、“花粉が辛すぎて藁にもすがりたい(=藁すが)” 瞬間に寄り添うため、花粉症の人を対象に「花粉症に関する意識調査」を実施した。
環境省の発表※によると、今年は特に関東/北陸/近畿/中国地方などで過去10年間のスギ雄花の最大値を超える観測値が報告されている。花粉症の人にとっては例年よりも辛い数カ月になるかもしれない。
そこで今回、花粉症がどれだけ辛いのか、“藁すが”な瞬間がどのくらいあって、実際にどんな“藁すが”行動をとったのか、アンケート調査を行った。
調査期間は2023年2月10日~2月12日、全国の20代~60代のスギまたはヒノキの花粉症の男女637人を対象にインターネット調査にて実施。調査機関はジャストシステムだった。
※環境省「令和4年度スギ雄花花芽調査の結果について」(2022年12月26日発表)より
花粉の飛散量が例年より多いと言われている今年、花粉症の人のうち64.7%が例年より症状が出るのが早いと感じ、また47.0%が例年より症状が辛いと感じている。
そして半数以上の52.1%の人が今年の花粉を例年より警戒していて、その理由1位は「花粉の飛散量が多そうだから」70.5%ということがわかった。
花粉症の辛さと日常生活で感じる辛さに点数を付けてもらってみたところ、「花粉症の辛さ」6.4点、「ひどい風邪にかかった状態」7.3点、「足の小指をタンスの角にぶつけた辛さ」6.9点、「家族や友人と喧嘩して感じる辛さ」6.4点、「上司に怒られて感じる辛さ」6.2点と、“花粉症は上司の叱責より辛い”ということがわかった。
また、花粉症が完治するのであればいくらまで払えるかという質問については、平均27万546円という結果に。サラリーマンの月給の手取り平均額に近い金額を支払ってでも花粉症を完治させたいという切実な想いが見えてくる。
さらに、花粉症はどのくらい辛いのか、別の辛さに例えてもらったところ、「玉ねぎをずっと刻んでるくらい」「テストで0点をとったとき」「プロレスラーにビンタ」などさまざまな声が寄せられた。
花粉症の人のうち74.1%もの人が、花粉症が辛すぎて“藁にもすがりたい”と思ったことがあると回答。その回数は1日平均4.1回で、そのうち実際に“藁にもすがる”ような行動がをとった人は72.8%となった。
どんな行動をとったかについては、「両鼻にティッシュ」「カラオケで熱唱」などのほか、なんと「会社を辞めた」という驚きの“藁すが”行動も見られた。