イギリスのロンドンで、男性がパブに向かうため、バス停でバスが来るのを待っていました。
その時、男性は近くにあるゴミ箱から何かの音がするのに気が付いたのだそう。
気になった彼がゴミ箱の中を見ると、靴箱が捨ててあったといいます。
彼はその靴箱を取り出して中を確認。すると…1匹の子猫が入っていたのです!
男性はどうしたらいいのか分からず、誰か助けてくれる人を求めて子猫を連れたままパブへ行きました。
そこで出会った親切な家族が子猫を家に連れて帰り、その子が生き延びられるように最善を尽くしたとのこと。
翌朝、その家族から連絡を受けた動物保護団体『クロイドン・アニマル・サマリタンズ』のスタッフがすぐに子猫を引き取りに行きました。
子猫はまだ生後2日のメスで、へその緒がついたままだったのだとか。
生後まもない子猫の世話に慣れているメアリーさんという女性が預かることになりました。
子猫は何も食べていなかったため、健康状態が心配されましたが、メアリーさんが与えたミルクをしっかりと飲んだそう。
『クロイドン・アニマル・サマリタンズ』の投稿には、さまざまな声が寄せられています。
・この子を救ってくれた彼はよくやった!ありがとう!
・ゴミ箱に捨てるなんて…なんという非情なことをする人がいるのだろう。
・かわいそうに。見つけてもらえて本当にラッキーだったね。
・心が痛むよ。捨てた人はカルマを背負うことになるだろう。
その後、子猫は元気に過ごしているということです。
生まれてすぐの子猫を靴箱に入れて路上のゴミ箱に捨てるなんて…なぜそんな酷いことができるのか理解に苦しみますね。
もし男性が発見していなかったら、最悪の結果になっていたことは容易に想像できるでしょう。
九死に一生を得た子猫がこのまま順調に育ち、優しい家族と出会えるといいですね。
[文・構成/grape編集部]