“佐渡の海藻”メニュー考案へ高校生が漁港見学!ワカメの成長に遅れも「シャキシャキでおいしい」【新潟】

新潟県佐渡市で3月14日、佐渡総合高校の生徒が海藻について学ぶため、黒姫漁港を見学しました。

去年から生産者や大学などからなる佐渡島自然共生ラボと連携して、佐渡の海藻を使ったメニューの開発や普及を行っている佐渡総合高校。

この日は地域の文化や生活などを学ぶ2年生・11人が海藻の養殖現場を見学しました。

【漁師 正司正さん】
「ワカメの性質として、非常に紫外線に弱い。直射日光に当てると青くなって傷んでしまう」

このほかにも、昆布は真水ではなく海水で洗うことなど海藻への関心を深めた生徒たち。

【生徒】
「茎の部分があまり活用されていないと言っていたので、茎の部分を生かしたものを学校で提案してみたい」

今年は海水温が高かった影響でワカメの成長が全体的に遅れていますが…

【漁師 正司正さん】
「この地区のワカメはやわらかくて、薄くて、磯の香りがあっておいしい。色はいいので、これからおいしいワカメが出せると思う」

【生徒】
「やわらかい」

【生徒】
「シャキシャキしておいしい」

生徒たちは来年度、海藻を使ったメニューを考案する予定です。