口が狭く細長い形状の瓶やボトルは、底部分のお手入れが難しいものです。どう掃除しようか悩み、面倒に感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
普段ゴミとして捨てる『あるもの』を使って、ボトルの底を簡単にきれいにできるライフハックを紹介します。
意外なアイテムを使って瓶やボトルの底をきれいにする方法を紹介しているのは、エコやエシカルに関する情報をInstagram上で多数発信しているさくら(sakura_ethical)さん。
さくらさんによると、普段は生ゴミとして処分する『卵の殻』を使えば、手の届かないボトルの底をきれいにできるそうです。
卵を割った後の殻をとっておき、しっかりと乾かしてから細かく砕いておいてください。
その際、注意したいのがサルモネラ菌によって引き起こされる食中毒です。以下のように正しく取り扱った卵を使用するようにしましょう。
殻付卵及び未殺菌液卵を使用して食品を製造、加工又は調理する場合は70℃で1分間以上加熱するか、又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌すること。
適正に管理されている卵を購入し、購入後は清潔な容器に移し替えましょう。殻付き卵は10℃以下、液卵は8℃以下、凍結液卵は-15℃以下で保存すること。
愛知県公式ホームページ ーより引用
まずは、汚れが気になるボトルに卵の殻を入れます。
水を入れて、ボトルを振りましょう。
振った後に卵の殻を取り除いてボトルを水で洗えば、汚れがきれいに落とせているのが分かるはずです。
小さく砕いた卵の殻は、ボトルの中で研磨剤のような働きをします。水だけで頑固な汚れをすっきり落とせるので、洗剤を使いたくない場所のお手入れにも便利です。
卵の殻を入れて振るお掃除方法は、プラスチック製のボトル以外にも使えます。
水筒は口部分が細く小さいため、中までしっかりきれいにするのは難しいもの。「気付いた時には茶渋が付着していた…」というケースも多いのではないでしょうか。
前項で解説した通り、卵の殻と水を入れて振るだけで、あっという間にきれいにできます。
口部分が小さく絞られているとっくりも、卵の殻を使えばお手入れが簡単。わざわざ専用の掃除グッズを購入する必要がないため、「とっくりはたまにしか使わない」という家庭にもおすすめです。
洗剤と水、卵の殻を入れてミキサーをONすれば、面倒な内部のお手入れが簡単に済みます。複雑な形状にイライラしたり、刃でケガをしたりする恐れもありません。
普段ゴミとして処分していた卵の殻が、ひと工夫で優れたお掃除アイテムに早変わり。口部分が小さいボトルや水筒のお手入れにストレスを抱えている人は、ぜひさくらさんのアイディアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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[文・構成/grape編集部]