野田の5歳児O157感染 HUS発症し入院

千葉県は17日、野田市在住で幼稚園に通う女児(5)が腸管出血性大腸菌(O157)に感染し、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症したと発表した。現在、松戸市内の病院に入院しているが、快方に向かっている。感染の原因や経路は調査中。
県疾病対策課によると、女児は7日朝に38度以上の発熱があり、野田市内の診療所を受診。翌8日にも倦怠(けんたい)感などがあったため、同診療所を受診して風邪と診断されたが、9日に下痢や血便が出たことから救急搬送され入院。検査の結果、15日にO157の感染が判明したため、同日、現在入院中の病院に転院した。
女児の家族や通う幼稚園で症状が出ている人はいないという。