エン・ジャパンは2月28日、転職サイト「ミドルの転職」上で実施した「転職のきっかけ」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は2022年11月10日~2023年1月9日、35歳以上の1,889人を対象に行われたもの。
まず、転職を考えたきっかけを尋ねたところ、「会社の将来性」(43%)、「会社の考え・風土」(42%)、「給与」(38%)が上位となった。年代別で見ると、30代では「給与」(47%)、40代では「会社の将来性」(49%)、50代では「会社の考え・風土」(40%)が最多となっている。
転職で最も実現したい事を聞いてみると、「給与・待遇のアップ」(40%)、「経験・能力が活かせるポジションへの転職」(31%)、「やりたい仕事ができる環境での就業」(20%)がトップ3となった。年代別では、30代・40代では「給与・待遇のアップ」(30代46%、40代44%)、50代では「経験・能力が活かせるポジションへの転職」(40%)がそれぞれトップに。
若手時代(20代)に転職の経験があるか尋ねると、51%のミドルが「ある」、49%が「ない」と回答した。年代が高くなるにつれて、20代での転職経験がないミドルが増える結果となっている。
若手時代(20代)に比べて転職理由に変化を感じるかについては、60%のミドルが「感じる」と回答した。50代は65%で特に変化を感じる人が多く見られる。