名古屋市の中学校で生徒や職員ら5人が嘔吐などの症状を訴えて、このうち生徒2人が救急搬送されました。
名古屋市によりますと、1日正午すぎ、名古屋市名東区の香流中学校で、3年生の生徒2人が腹痛を訴え、嘔吐を繰り返すなどし、救急搬送されました。
その後も別の生徒や職員ら3人が帰宅後などに嘔吐し、あわせて5人が食中毒の疑いのある症状を訴えました。
症状が出たのはいずれも特別支援学級の生徒や職員らで、2時間目の理科の授業で、男性教師(72)が作ったヨーグルトを食べていました。
5人の症状はすでに回復していますが、ヨーグルトは1週間前の授業で牛乳に種菌を入れた後、男性教師が自宅で発酵させていたということで、名古屋市は原因や事実関係を調べています。