「法に触れることはしていない」議長辞任を否定 5千万円授受疑いで那覇市議会議長、各会派に説明

那覇市議会議長の久高友弘氏(74)=自民公認、当選10回=が市有地に関する交渉取りまとめ費用として、不動産会社から現金計5千万円を知人女性と連名で受け取った疑いがある問題で、同市議会は3日午後、各派代表者会議を開き久高氏本人に説明を求めた。
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久高氏は「(現金授受が)議長室という神聖な場で行われたことは反省しないといけない。言い訳ができない」と陳謝した上で、「私は法に触れることはしていない。(土地の所有権を巡り)苦しんでいる市民のために議員の本分として(市当局への追及を)やっている」と述べた。