ガーシー氏、8日の参院本会議で陳謝後に記者会見へ…「帰国するなら7日」不在なら立花党首が対応

NHK党の立花孝志党首(55)は3日、国会内で記者会見を行い、同党のガーシー氏の今後について、8日に参院本会議で陳謝した後に記者会見することを明らかにした。「8日の参議院本会議で陳謝する日程が組まれた。記者会見を17時にやろうと思っている」と述べた。
当初、陳謝後の会見は検討していなかったが、一転して会見を設ける形に。報道陣の前に現れるとなれば、当選後初めてで、“生ガーシー”の発言が注目される。ただ、これまで何度も帰国をほのめかしながら実現していない経緯もあってか、立花氏は、もしガーシー氏が帰国しなかった場合は自身が会見すると、含みももたせた。
ガーシー氏はこれまで、インスタグラムやYouTubeを利用して積極的に発言してきた。1日にはインスタライブで「ギリギリまで戦いたい。逃げたくない」と述べ「僕の気持ちは9割帰りたい」と主張。ただ、翌2日のツイキャスでは、「正直、ほんまに悩んでる」と複雑な思いを吐露し「日本に帰ったら逮捕される可能性もある。命を狙われる可能性もあるやろうし。直感を信じたい」と語っていた。
立花氏は「日本に帰国して活動してくれるのはいいこと」と話す一方、「ガーシーが帰ってきたくないと思ったり、恐怖を感じる気持ちは分かる」と述べ「もし帰って来なかった場合は、今後もドバイで情報発信を続けてもらいたい」との考えも示した。帰国日について立花氏は言及しなかったが、ガーシー氏は「帰るとしたら7日」と断言している。
ガーシー氏は昨年7月の参院選で当選後、一度も国会に登院せず欠席を続けている。