野球部選手13人 三重の木本高校センバツ高校野球「21世紀枠」選出ならず…悲願の甲子園出場に向けて夏を目指す

センバツ高校野球の出場校が27日決定しました。
東海地方では愛知の東邦高校と岐阜の大垣日大高校の2校の出場が決定。
一方「21世紀枠」の候補校だった三重の木本(きのもと)高校は残念ながら今回、選出されませんでした。(発表アナウンス)「21世紀枠出場高校は、富山県立氷見高校、徳島県立城東高校、栃木県立石橋高校の3校となります…」
(木本高校 松本徳一校長)「残念ながら今一歩及びませんでした。甲子園の土を踏めるかと期待していましたが、大変悔しい結果となってしまいました」
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春のセンバツの21世紀枠で候補校だった木本(きのもと)高校は、今回、無念の結果となりました。
選手13人という少ない人数で活動し、狭いグラウンドや短い練習時間などの困難な状況を、質を重視した練習で乗り越え、去年の秋の三重県大会でベスト4の成績を残しました。

また熊野古道の清掃活動や熊野花火大会の会場設営、交通整理など積極的に行ってきた地元に愛されるチームです。
選出を楽しみにしていた地元の人は。(地元の人たち)「残念だった。いい夢みさせてもらいました」「夏の大会で頑張ってもらって。期待しています」

選手に伝えた監督からは…
(木本高校野球部 西垣戸洋一監督)「結果としては残念だったんですけど、もう既に夏に向けての意識を持った表情に見えたので、もう本当に心配はその時点でなくなりました」

(木本高校野球部 榎本和真主将・2年)「 僕自身は春夏三重県で一番になるという目標で冬を過ごしてきたので、また春夏しっかり一番になって、地域の方々とかOBの皆さん、そして保護者の皆さんに恩返しできるよう頑張りたいと思います」

CBC
選手たちは悲願の甲子園出場に向けて夏を目指します。