人口300人あまりの離島の「発電所」が老朽化で廃止に 三重 鳥羽市

長年にわたり島に住む人々の生活を支えてきた発電所が、老朽化で廃止されることになりました。三重県鳥羽市の、人口300人あまりの離島「神島(かみしま)」に小さな発電所があります。
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この発電所はもともと地元の漁協が運営していましたが、出力が小さく、夜間のわずかな時間しか電力を供給できませんでした。
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しかし、1964年に所有権が中部電力に移り、出力を増強したことで、島では日常的に電気が使えるようになり、2005年に海底ケーブルが設置された後も、「非常用」として使われてきました。
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(中部電力パワーグリッド 三重支社 堀津嘉三さん)「台風が来ると電気が止まる可能性が大きいので、発電所で待機して備えている」
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しかし、施設の老朽化で来年、その役目を終えることになりました。中部電力グループは今後、海底ケーブルを新設し、合わせて2回線で神島に電力を供給することにしています。
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