鎌ケ谷の井戸から指針値上回る有害物質 市、飲用控えるよう指導

鎌ケ谷市は24日、発がん性の恐れが指摘される有機フッ素化合物「PFAS」のうち、特に毒性が問題視されている「PFOS」と「PFOA」について、同市軽井沢地区の井戸17本の水質調査を実施したところ、7本から国が定めた暫定指針値を上回る130~1万2千ナノグラムを検出したと発表した。市は井戸の所有者に飲用を控えるよう指導した。
調査結果を受け、市は暫定指針値を上回る数値が出た7本の井戸から半径200メートルの範囲にある別の井戸について、追加調査を行う方針。