駐日アメリカ大使館の公使 横田めぐみさんが拉致された現場視察「早期解決を望む」【新潟】

駐日アメリカ大使館のジョン・ナイリン公使が横田めぐみさんの拉致現場を視察。めぐみさんが拉致された当時と同じ13歳の娘がいるジョン公使は「アメリカとしても拉致問題の早期解決を望む」と話しました。

【山中麻央アナウンサー】
「当時、めぐみさんが通っていた寄居中学校の正門にいるのは、アメリカ大使館のジョン・ナイリン公使です。これからめぐみさんの拉致現場を視察します」

駐日アメリカ大使館のジョン・ナイリン公使が拉致問題への理解を深めるため、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された新潟市中央区の現場を視察しました。

膠着状態が続く拉致問題の解決には、アメリカ政府の協力も必要不可欠となっています。

【山中麻央アナウンサー】
「この交差点でめぐみさんは当時、友人と最後に別れました。ここで県警や県の職員から説明を受けています」

県の職員から説明を受けながら、当時の通学路を歩き、交差点から自宅までのわずか数百メートルの間で、当時13歳の女子中学生が拉致された事実を肌で感じたジョン・ナイリン公使。13歳の娘がいる自身に重ね、涙ながらに訴えました。

【駐日アメリカ大使館 ジョン・ナイリン公使】
「めぐみさんもそのときの年で、自分が拉致を考えると想像できない。アメリカ政府は、日本政府を支持している」

ジョン・ナイリン公使は10日、佐渡市で曽我ひとみさんと面談します。