三重県名張市は、贈収賄事件で逮捕された職員の男を懲戒免職処分としました。
10日付けで懲戒免職処分となったのは、名張市営繕担当室長の中西隆之容疑者(52)です。
中西容疑者は市が発注した工事を巡って便宜を図った見返りに、業者2社からそれぞれゴルフクラブ15本46万円相当と、現金十数万円を賄賂として受け取った疑いで逮捕されていました。
調べに対し、中西容疑者は容疑を認めていて、市によると「市民や職場に対し、迷惑をかけて申し訳なかった」などと話しているということです。
また、市は中西容疑者の上司にあたる60歳の都市整備部長を「法令遵守の指導義務を怠った」などとして、減給10分の1、1カ月の懲戒処分としています。
※画像はFacebookより