9日、JR東海の金子慎(かねこ・しん)社長が、東海道新幹線の車両で使われていた「アルミ」を「駅舎」などに再活用すると発表しました。JR東海の金子社長は、9日の定例会見で東海道新幹線の「再生アルミ」の新たな用途として、駅舎などに活用すると発表しました。
JR東海によりますと再生アルミは、東海道新幹線の車両に使われていたアルミで、通常のアルミを新しく製造する場合と比べて、二酸化炭素を97%削減できるということです。
その再生アルミを今年度の下期に、愛知県豊橋市のJR飯田線 下地(しもじ)駅の「駅舎」の建て替えに初めて活用するということです。
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また鉄道の他社とも連携して、3月18日に開業予定の相模鉄道・東急電鉄「新横浜駅」に設置される待合室にも、装飾用の建材として3月25日に再生アルミが活用されるということです。