世界文化遺産登録を目指す“佐渡島の金山”。新潟県佐渡市では、世界遺産委員会での審議を見守るパブリックビューイングが7月27日に開催されます。悲願達成の瞬間を市民みんなで見届けようと、会場では準備が進んでいます。
パブリックビューイング会場の一つとなる「きらりうむ佐渡」では25日、映像を映し出すプロジェクターやイスを設置。160人の市民を迎え入れる会場の準備が進んでいました。
また、世界遺産登録が決まったときに掲げるのぼり旗や、商店街に貼るポスターもその出番を待っています。
【佐渡市 世界遺産推進課 市川守さん】
「結果を待つ身だが、ドキドキしながら着々と準備を進めている」
会場の外では、くす玉を設置するためのスタンドも用意されました。
一方、観光客などが制作した折り鶴は世界遺産委員会の審議を前に1000羽に到達。
【きらりうむ佐渡の職員】
「『登録されるといいね』とたくさん折ってくださったので、ぜひ登録されるといい」
地元・佐渡市は世界遺産登録の吉報を待ちわびています。