息子を包丁で刺して殺害し妻を殺害しようとした疑い 逮捕の男を鑑定留置【新潟・三条市】

3月、新潟県三条市の自宅で妻を殺害しようとした殺人未遂の疑いと息子を殺害した殺人の疑いで逮捕された男が鑑定留置されることが分かりました。

殺人・殺人未遂の疑いで逮捕されているのは三条市の無職・阿久津正美容疑者(72)です。

阿久津容疑者は3月、自宅で70代の妻の腹部を包丁で刺して殺害しようとしたほか、41歳の息子の胸などを刺し、殺害した疑いがもたれています。

新潟地方検察庁は21日、阿久津容疑者の鑑定留置を請求。新潟簡易裁判所がこれを認めました。

鑑定留置の期間は4月24日から6月23日までです。

鑑定留置の理由について新潟地方検察庁は「犯行当時における被疑者の精神状態を調べ、刑事責任能力を明らかにするため」とコメントしています。