ホンダが開発した謎の「カードゲーム」、 アキバの賢者たちも絶賛する内容で…

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ホンダがこっそり開発を続けこの度完成したカードゲームを、読者諸君はご存知だろうか。東京・秋葉原のゲームファンたちが絶賛したそのゲームを紹介しよう。
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いま人気となっているコンパクトSUV「VEZEL(ヴェゼル)」でアウトドアを楽しんでもらいながら、同行した友人たちとの交流を深めることを目的に、このたび開発されたコミュニケーション系カードゲーム「OuTDooR Hunting Card(アウトドアハンティングカード)by VEZEL」。
こちら一般販売しているカードゲームではなく、東京・青山にあるショールーム「Hondaウエルカムプラザ青山」で無料プレゼントしているアイテムで、ショールーム内で簡単なアンケートを回答するだけでゲットできるのだ。
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配布はすでに始まっており先着100セット限定(明日9日までの配布、記者が行ったのは7月末だったので、もしもう無かったらごめんね…)。
それを知った記者は「ホンダのカードゲームなんて熱すぎる」とHondaウエルカムプラザ青山に突貫し、「VEZEL」を眺めつつ超シンプルなアンケートを回答。虎の子の1セットをゲットした。

中を開けると45枚のカードが入っており、(1)車の特長や世界観を表す形容詞を抜き出した「VEZELワード」カード30枚、(2)自然や人を表す名詞の「OutDooRワード」カード(15枚)で構成されている。
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ルールはじつに簡単で、(1)と(2)の山から1枚ずつランダムでめくり、その組み合わせでできたキーワードがお題になり、そのお題にマッチした写真を撮影して(または現物を持ってきて)「誰が一番イメージに合っているか」競うゲームなのだ。
例えば(1)「細やかな凹凸をもつ」+(2)「景色」となったら、おのおのそのイメージに合う対象を制限時間内(5分程度)に探し、スマホカメラに撮影して戻ってくる。
同じく(1)「新しい時代の」+(2)「石」といった組み合わせだったら現物を持ってきても良い。そして誰が一番ブラボーなのか多数決をとり、勝者を決める。プレイヤーの感性、発想力そして洞察力が問われる頭脳戦なのである。
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ゲームやキャンプ場などアウトドアの場で遊べる仕様だが、捉え方によっては街中でも可能である。記者は、ゲームにはうるさい秋葉原の友人たちを集め、このゲームを実際に体験してもらった。
テストで試してもらったお題は(1)「今ここにしかない」+(2)「枝」。
秋葉原でロボット製作所を運営するAさんは「子供たちにとって枝は剣。アキバにある『武装商店』で『エクスカリバー』撮ってくればクリアーやな。おもろい!」と、人気の模造刀関連ショップを挙げつつアイデアを明かす。
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一方、女性参加者であり人気クリエイターのBさんは「(アキバエリアにある)芳林公園に、手頃な枝が落ちていそう。10分あれば撮ってこれる」と説明。
アキバ系イベンターのCさんは「漫画『寄生獣』に出てくる後藤の脇腹に“棒”が刺さるシーン。あれは見方によっては『枝』だ。つまり、『今ここにしかない枝』という解釈ができる。いますぐブックオフに…」と、独特すぎる発想を語り会場を沸かせていた。深いぜ…。
3人の参加者はゲームの完成度を評価しつつ、「OutDooRワードカードが、『ロボット』や『パーツ』、『ヒーロー』『ヒロイン』などアキバっぽい用語になっていたら、全然この街で楽しめる」とも。HONDAのカードゲーム、予想以上に良い物のようだ。