生放送で『禁句』発した加藤浩次に、クレーム続出 謝罪の理由に「これはアカン」「想像して吹いた」

テレビで時々起こってしまう『放送事故』。
中でも、音声や映像の編集が効かない生放送の場合は、出演者も想定しないような展開が起こってしまいがちです。
そのリアルタイム性が面白さでもありますが、トラブルに直面した撮影スタッフや出演者のあせりは、尋常ではないのでしょう。
2023年3月16日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、『癒し』に特化をしたロボットを紹介。
コーナーでは、人間の発した言葉を認識するはずのロボットを紹介したものの、なかなか反応しないトラブルが発生してしまいました。
MCであり、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんは、無反応のロボットに何度も話しかけながら「緊張してるのかな?」とフォロー。
「OK Google、音楽をかけて」とボケを挟み、出演者からは「『Googleアシスタント』は搭載されていないですよ!」とツッコミを入れられていました。
トラブルはあったもののロボットの紹介コーナーは無事に終了し、白熱する野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』の話題へ。
大会の様子を写したVTRが流れた後、カメラがスタジオに切り替わると、加藤さんが複数枚の紙をチェックする姿が映りました。
どうやら、番組宛てに複数のクレームが入った模様。加藤さんは「ちょっと、ここでお詫びしないといけないことがあって…」と切り出すと、このように事情を説明します。

先ほど僕が「OK Google、音楽をかけて」って…あ、またいっちゃった。
っていったことによって「家の『Google』(デバイス)が反応して、我が家がカフェのような音楽が流れてしまいました」とか…「『Google』で音楽が起動した」っていうのもありますよ。
ちょっとね、すみません…「家の『Google』さんが爆音で反応した」って(声もある)。
これ、本当に申し訳ありません!ご家庭に『Google』スピーカーのある方…本当に申し訳ございませんでした!
わたくしは「OK Google、音楽をかけて」って…またいっちゃった。すみません!本当、笑いごとじゃないですね。
もう二度とテレビでは、いわないことにしますんで…本当に申し訳ございませんでした!
スッキリ ーより引用
『Googleアシスタント』が搭載された機器を音声で起動させたり、指示をしたりする際に使う、「OK Google」というワード。
加藤さんがロボット紹介のコーナーで「OK Google、音楽をかけて」とボケたことによって、番組を見ていた多くの家庭で、機器が反応してしまったのです!
事情を説明し、謝罪をする際も、うっかり「OK Google、音楽をかけて」と連呼してしまった、加藤さん。きっと、いろんな家庭でまた機器が反応してしまったことでしょう。
加藤さんは真面目に『禁句』を謝罪し、「これ絶対に気を付けましょう!禁句ですから!」と出演者に注意をうながしたのでした!

現代ならではといえる、放送事故。ネットでは謝罪の理由や、謝罪中の連呼に笑ってしまう人が続出しました。
・テレビ番組の音声に反応することもあるのか!そりゃ、視聴者もビックリしちゃうね。
・ちゃんと謝っているんだろうけど、謝罪中も容赦なく連呼しているところが好き。
・確かに、これはアカンわ!全国の家庭で一斉に反応する光景を想像して、吹いた。
出演者である人間と、各家庭にある機械両者の『ミス』によって発生した、放送事故。
今回の加藤さんの失敗は、教訓としてテレビ業界に語り継がれていくのでしょう…!
[文・構成/grape編集部]