機内食時間に前席の乗客がリクライニングを戻さず… キレた女性がキックで抗議

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飛行機内で食事の時間だというのに、座席を元の位置に戻そうとしない前の席の客。それに腹を立て嫌がらせしたという女性の投稿に、『The Sun』など海外メディアが注目した。
アメリカを訪問した女性が、イギリスに戻るため飛行機を利用した。前の席を予約していた客は搭乗するなり座席を倒したが、女性は特に気にすることもなかったようだ。
だがその後に機内食が配られても、前の客は席を元の位置に戻そうとしない。女性は「このままでは、窮屈な思いをしながら食べなくてはならない」と考え腹は立ったが、時差もあってひどく疲れていたため、声をかけることができなかった。
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「食事中なのだから、リクライニングは勘弁して」と思ったものの、どうしても前の乗客に声をかけることができず、女性のイライラは募った。ついには「相手にも不快な思いをさせてやろう」と、前の座席を繰り返し蹴るという嫌がらせに及んだ。
しかし気持ちはまったく晴れなかったもようで、女性は経緯をまとめて人気サイト『Mumsnet』に投稿。「悪いのは私なのかしら」とユーザーたちに問いかけた。
この投稿を読んだ複数のユーザーは、「『食事の間は座席を倒さないで』となぜ言わなかったの?」「あなたは4歳児なのかしら」「卑劣で攻撃的」と批判した。

また「(嫌がらせなんかせず)次回は本人に声をかけたらどうか」「客室乗務員を呼んで、前の客に声をかけてもらうべきだった」と提案するコメントもある。
エチケットの専門家はメディアの取材に応じ、機内で座席を倒すタイミングについては「乗客たちが食事を終えて片付けが済んでからが望ましい」と語った。
なお多くの航空会社では、「お食事の間は座席を元の位置に戻してください」と乗客たちに伝えるようにしている。それでも座席を戻さない、勝手に倒されるなどマナー違反がある場合には、客室乗務員にそっと声をかけて対応をお願いしてもらうといい。
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)