イギリス首相がルールを破る動画が拡散 休日に公園で愛犬と戯れていると…

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国の代表者には休日がないようだ。イギリスのリシ・スナク首相が、愛犬の散歩をしている姿がインターネット上で拡散されている。
『Mirror』や『Daily Mail Online』などの海外メディアが報じたところによると、取り上げられたのはただの散歩姿ではなく、公園のルールを破って注意を受けるシーンだったという。
去年10月にイギリスの首相に就任したスナク氏は愛犬家として知られており、ペットのラブラドールレトリバー「ノヴァ」は、国民の間でも高い人気がある。
そんなスナク首相が、ロンドンの公園で家族とともにノヴァを散歩させている様子を、一般のTikTokユーザーによって隠し撮りされた。しかも和やかな散歩シーンではなく、公園の「野生動物を守るために犬のリードは繋いでおくように」というルールを破っている姿が映されたのだ。
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TikTokで公開された動画では、まず公園のルールが書かれた大きな看板が映し出され、そのすぐそばをコーヒを片手に私服で歩くスナク首相が歩いている。隠し撮りに気づき、すぐに顔を背けた。
その後、ノヴァのリードを手に持った首相の妻と見られる女性が、近づいてきた警備員にリードを付けるよう注意されている。
スナク首相は、2ヶ月前にも車の後部座席でシートベルトをしていなかったとして、警察から罰金を課せられた。今回の公園の件で、再びルールを守らない姿が取り沙汰されてしまったことになる。

動画を見た人々からは、「シートベルトの次はこれか」「他の人は罰金を受けるのに、彼は注意されただけ」「首相家族には一般の法律が適用されないとでも思っているのだろうか」などと、ルールを守らないリーダーに痛烈な批判が寄せられた。
一方で、「犬がリードから外れただけでこんなに騒ぎ立てるのか。他にも多くの人がリードを外しているのに」「休日を楽しむ家族を隠し撮りするなんて」「ソーシャルメディアのせいで盗撮だらけだ」といったコメントも寄せられている。
首相のオフの日を撮影した動画の撮影者や、それを大々的に報じるメディアに違和感を覚える人も少なくない。イメージが大切とされる首相は、日々の小さな行動にまで気を使わなければならないようだ。
(文/Sirabee 編集部・広江おと)