選抜高校野球大会第５日は２２日、甲子園球場で２回戦が行われ、専大松戸が常葉大菊川（静岡）を３―０で下し、３回戦へ進んだ。２年ぶり２度目の出場で初の「春１勝」となった。
初回に太田の２点適時などで３点を先制。エース平野が７安打完封した。
専大松戸の３回戦は２５日の第２試合（午前１１時半開始）。２３日に行われる高知―履正社（大阪）の勝者と対戦する。
▽２回戦（１１時３３分、９０００人）
常葉大菊川（静岡）
０００００００００―０
３０００００００×―３
専大松戸
（菊）久保－鈴木叶
（専）平野－吉田
【評】専大松戸は平野が７安打で完封。威力のある直球に変化球をうまく織り交ぜ、慌てず要所を締めた。打線は一回に３点を先制。３連続四死球で１死満塁とした後、太田が中前２点打を放ち、広川が押し出し四球を選んだ。
常葉大菊川は走者は出るものの打線がつながらなかった。先発久保は二回から立ち直っただけに一回の乱調が痛かった。