道路に飛び出した娘が車にはねられても気丈な父親 号泣の運転手を慰める

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安全確認を怠ったせいで、交通事故にあってしまった女の子。突然の出来事に車の運転手は動揺し号泣したが、女の子の父親が恐縮し慰めた。その後に自宅に招くなどして交流していたことを、『InspireMore.com』など海外メディアが伝えている。
少し前のこと、ブラジルで暮らす女の子(10)が、外遊びの最中に転がっていったボールを拾おうと駆け出した。
このとき周囲を確認せずに道路に飛び出したため、ハンドルを握っていた運転手は急ブレーキをかけたが間に合わず、女の子をはねて軽傷を負わせてしまったという。
ほどなくして到着した救急車に運び込まれる女の子を見守った運転手だったが、大変なショックを受けて号泣。その場にいた女の子の父親は娘を心配しつつ、不慮のことで「加害者」となった運転手をとても気の毒に思った。
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泣きじゃくる運転手を見ていたたまれなくなった父親は、声をかけて慰めることに。事故の原因は娘のほうにあったこともあって、そっと抱きしめて「大丈夫ですからね」と声をかけたという。
女の子は大きな怪我を負っておらず、医師からも「完治します」と言われているとのこと。それでも父親は運転手の心の傷を心配し、自宅に招待するなどして、怒っていないことを分かってもらったそうだ。
春先は、子供が交通事故にあうケースがぐっと増える時期だと言われている。運転する人は子供たちの通学路、横断歩道、交差点などでは十分に注意して事故を防ぐ必要がある。
また学校、家庭では交通ルールに関する教育を徹底し、交通量の多い場所を通る児童には付き添うなどして、しっかり守らなくてはならない。