冷蔵庫でパンの保存は『避けて』 企業の説明に「気を付ける」「もうやらない」

パン好きの人は、自宅にパンを常備していることが多いはず。
パンはあまり日持ちしないため、冷蔵保存を考える人もいるのではないでしょうか。
しかし冷蔵保存すると、パンの品質が劣化してしまう恐れがあるそうです。
そこで本記事では、山崎製パンの公式サイトから、パンの正しい保存方法を紹介します。
山崎製パンによると、パンを保存する際は、高温多湿の場所に加えて冷蔵庫での保存も避けるべきとのこと。その理由について以下のように説明しています。
パンの生地に含まれるデンプンは0℃~4℃の温度帯で固くなり、食感のパサつき、味の低下が最も早く進むといわれています。
山崎製パン ーより引用
「温度が低いところで保存しておけば安心」と思うかもしれませんが、パンの場合は逆効果です。
ただしパンの種類によっては冷蔵保存が推奨されるケースもあります。パンを保存する際は、製品表示を必ず確認してください。
※写真はイメージ
常温保存の場合、パンはそこまで長持ちしません。より長く保存したい場合は、冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍庫であれば、パンの食感が悪くなるとされる0~4℃の温度帯を避けられます。
ただし冷凍庫に入れるからといって、長期にわたって保存するのは避けてください。冷凍焼けによってパンが劣化してしまいます。
1週間~10日を目安に使い切りましょう。
冷凍保存の際は食べやすさや使いやすさを考えて、1食ぶんずつラップで包んでから冷凍保存します。食パンなら1枚ずつ包むのがおすすめです。
パンは思っているよりも意外に足の早い食べ物です。
これまでに買ったパンを傷ませた経験がある人は、山崎製パンの解説とおすすめの保存方法を参考にして、最後までおいしく食べきりましょう。
[文・構成/grape編集部]