今年は“大粒傾向”!新潟県産イチゴ『越後姫』 出荷のピーク迎える「食べて春を感じて」

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今回は、出荷のピークを迎えている県産イチゴの『越後姫』を紹介します。今年は天候に恵まれ、大粒傾向となっています。

4月3日朝の新潟市中央卸売市場。競りにかけられていたのは、県産のブランドイチゴ『越後姫』です。

【新潟中央青果 果実第二事業部 中山幸音さん】
「豊かな甘みと芳醇な香りが特徴。また、見た目も鮮やかな赤色できれい」

日の光を浴びるほど実が大きくなり、甘みが凝縮されるという越後姫。今年は天候に恵まれ、晴れの日が多かったことから大粒傾向に。

【新潟中央青果 果実第二事業部 中山幸音さん】
「今年は春になってから天気がよくなってきている。イチゴの育成に必要な天気が揃っていて、これからだんだん大粒傾向になってくる」

担当者もイチオシの越後姫を食べてみると…

【記者リポート】
「噛んだ瞬間に、口の中いっぱいに甘みが広がります。みずみずしくてとてもおいしいです」

12月下旬から出荷が始まった越後姫は、気温が高くなる4月から5月上旬にかけてが出荷のピーク。価格も平年並みとなっています。

そんな越後姫のおいしい見分け方のポイントは…

【新潟中央青果 果実第二事業部 中山幸音さん】
「イチゴのへたの部分がきれいに立っていて、へたとイチゴの間にくびれがある、きゅっとしまっているような形のものがおいしいとされている」

厳しい寒さを乗り越え甘みをたくわえた越後姫。

【新潟中央青果 果実第二事業部 中山幸音さん】
「イチゴは春の象徴。これから春、だんだん暖かくなってくるので、イチゴを食べて、春を感じて、おいしいと思っていただければうれしい」