飛行機内で肥満差別発言を連発の乗客 乗務員に「失礼」と判断され降機するはめに

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飛行機で隣の席に座った男性客の贅肉が、自分の席に…。苦痛に感じた青年が客室乗務員に不満をぶちまけた結果、「飛行機の利用を拒否されてしまった」という書き込みに、『Fox News』など海外メディアが注目した。
海外で暮らす青年(18)が、母国に向かうために飛行機に乗り込んだ。長時間のフライトを快適に過ごそうと考えたが、たまたま隣の席に肥満体型の男性が座ったため、「こっちにまで贅肉が…」「窮屈だ」と感じたという。
この状態に腹を立てた青年は、たまらず客室乗務員に声をかけて「狭い」「別の座席を用意してほしい」と伝えた。
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「すでに満席なのです」と話し、別の席への移動を許可しない客室乗務員。青年は怒り、「僕の席にまで横の男性の贅肉がはみ出している」「なのになぜここが“僕の席”だと言えるのか」とまくし立てた。
これに慌てた客室乗務員は、青年を「失礼です」と批判。隣の席に座っていた男性にも「肥満差別か」「このクソ野郎」と罵られた青年は、乗務員に飛行機から降りるよう命じられ、そのフライトは諦めるはめになった。
青年はこの件を経て、利用予定だった航空会社から一時的に利用禁止を言い渡された。翌日には別の便に搭乗することを許されたというが、「腹立たしい」という気持ちは消えなかったそうだ。

そこで青年は掲示板「Reddit」に経緯を書き込み、「僕が悪かったのでしょうか」とユーザーたちに問いかけ、意見を募った。
投稿を読んだ多くのユーザーは、「あなたの言い方が悪かった」「言い方が違えば相手の対応も違ったはず」「病気で太る人もいる」といったコメントしている。
また「『少し体をずらしていただけますか』とお願いすべきだった」という意見も書き込まれている。失礼な言い方をしたせいで、自ら貴重な時間を無駄にした青年。「物は言いよう」ということを、この経験から学んだだろうか。