警笛鳴らす動画撮る…走行中の列車の乗務員室に忍び込んだ疑い 当時10代男性を書類送検「悪ふざけだった」

走行中の名鉄電車の乗務員室に無断で忍び込み、警笛を鳴らすなどしていた当時10代の男性が、愛知県警に書類送検されていたことがわかりました。

動画には、列車の乗務員室に入り込む1人の男性が映っています。乗務員ではなく「乗客」で、警笛も鳴らしています。

愛知県内を走行していた名鉄・名古屋本線の列車内で、2022年8月から9月ごろにかけて撮影されました。

捜査関係者によりますと、2023年1月に名鉄に情報提供があり、警察が動画に映る当時10代の男性を特定しました。乗務員室に無断で忍び込んだ鉄道営業法違反の疑いで、2月21日に書類送検したということです。

男性は調べに対し「悪ふざけだった」と容疑を認めていますが、施錠されていたはずの乗務員室の扉については「誰かが開けた」などと説明しているということです。