駅の改札窓口から現金を盗んだとして、千葉県警成田署は3日、窃盗の疑いで、
同県印西市木下東の会社員、浅海誠一容疑者(46)を逮捕した。同署は、浅海容疑者が
「酒を飲んでいて、もう少し飲みたくなったが金がなかったので取った」と容疑を認める
供述をしたことを明らかにした。
同署の調べによると、浅海容疑者は2月25日午後10時50分ごろ、同県成田市の
JR成田駅の改札窓口で、道を尋ねるふりをして男性駅員に声をかけ、駅員が後ろを
向いたすきに窓口の引き出しから現金約10万円をわしづかみにして盗んだ疑い。
同署によると、駅の防犯カメラに犯行の様子が映っており、浅海容疑者の姿を記憶していた
駅員が3日に駅構内で浅海容疑者を見つけ、同署に通報したという。