眉などの皮膚に色素を注入する「アートメーク」を行なっていたエステティックサロン経営者が、医師法違反容疑で4月29日、京都府警に逮捕された。
逮捕されたのは、京都府舞鶴市森町、エステティックサロン「VALAMA」の経営者錦戸弘美容疑者(42)=同市八反田北町=。
昨年9月9日ごろから今年2月9日ごろまでの間、医師免許がないのに針が付いた電動器具を使って、女性3人に施術した疑い。
同サロンは一昨年11月に開業。3人が支払った料金は1回約4万円。他に9人がアートメークを受けたことが分かっており、同署は余罪を調べている。
針を皮膚へ挿入するのは医療行為で、錦戸容疑者は「行為はしたが、医師の資格が必要とは知らなかった」と話しているという。
現行法では、アートメークをはじめ、ニードルを使う脱毛などの施術も違法行為として摘発される可能性が高い。