【速報】小川氏が初当選 千葉県議選 千葉市若葉区選挙区 保守分裂下、知名度と人脈を生かす

前回の無投票から一転し、2議席を3人で争った千葉市若葉区選挙区。午後11時10分ごろ、当確の一報が届くと、無所属新人の小川智之氏の選挙事務所は歓喜に沸いた。会場内で待機していた小川氏は「ありがとうしか言えない。2年間支えてもらったからこそここまで来ることができた」と支持者に感謝を伝えた。
小川氏は自民の市議を6期22年務め、議長も経験。2021年の市長選で苦杯をなめたが、地元で「縄文グルメ」の普及に取り組むなど地道な活動を続け、「県の中で千葉市の存在感を高めたい」と県議を志した。自民のベテラン現職が公認を得られず保守分裂選挙となった今回、市議時代の知名度と人脈を生かし、議席をつかんだ。
政界復帰を果たした小川氏。「ようやくスタートラインに立てた。千葉県をもっともっと良くしていきたい」と意気込みを述べた。